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良い年、悪い年?

良い年、悪い年?

なぜか「ホテルにはいないですよね」キャラが定着しつつある森です。

決められた休みの日以外はきちんと働いているのですが…

 

さて、そんな私ですが、5日間のお休みをいただきまして、ボルドーへ弾丸視察に行ってまいりました。今年は4月28日、29日の霜害で多くの生産者が被害を受け、ワインの生産量は激減しています。私が訪れたシャトーでは例年と比べて10%に満たない生産量というところもありました。1956年、1991年と何十年かに一度訪れる深刻な霜害は、ワイン造りが農業であること、そして自然との闘いであることを如実に物語っております。

 

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よくワインの出来不出来を語る際に、「良い年、悪い年」と我々はついつい言ってしまいますが、フランスの生産者はブドウの出来が良い年を「グラン・ミレジム(偉大な年)」と呼び、ブドウの出来が芳しくない年のことを「プティ・ミレジム(可愛らしい年)」と呼びます。「芳しくない年」というのは、あくまでブドウの生育にとって天候や自然環境が悪かったというだけで、「ブドウの質が悪い、ワインの味が悪い」という意味ではありません。ですので、ブドウの生育過程で手間暇かけて、様々な手入れを行なったということで、ブドウに愛着が沸き、可愛らしいという例えになるのだそうです。人間も「手間のかかる子ほど可愛い」というのが親の本心ですが、ブドウも同様なのですね。

 

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これからは良い年、可愛らしい年というように心がけたいものです。

 

エグゼクティヴ ソムリエ

森  覚

24 Nov

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